私たちの思い

「エスタスカーサ」は皆様に寄り添います

みんながつながって“育む家”を目指しています。

 私たちが考える“みんな”

意識しているしていないに関係なく、多くの場面で、自分と同じ立場ではない人たちのことを理解できずに、お互いに距離を作っていませんか?私たちが考える“みんな”とは、赤ちゃん、子ども、若者、親、おじいちゃんおばあちゃん、障がいのある方、その他いろいろな立場にある方々を分け隔てることのない“みんな”のことです。

 

 つながりについて

同じ地域に住むいろんな“みんな”、他の地域に住み、他の知識を持った方々、人と自然の恵み、昔から続いてきたことなど、あらゆる方面からつながることのできる可能性がある人やものごとをつなぐことで、みんなが一緒に育むことのできる永続的な地域を作りたいと考えています。

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理事長 鶴田 文隆

 

大学卒業後、視覚障害者誘導システムの会社で営業を担当。現場での経験を積みたいと、福祉作業所「工房まる」に勤務。妻の育児休暇が半年に短縮されたことをきっかけに離職し、一年間育児に専念する。これらの経験から、高齢者・障がい者・乳幼児といった福祉の垣根を越え共に過ごせる「場」が必要であると実感し、NPOを立ち上げるにいたる。

ごあいさつ

エスタスカーサ(Esta su Casa)とは、スペイン語で「ここを自分の家だと思ってくつろいでください」という意味です。
 

“エスタスカーサ“という名前には、「地域の中に我が家のように安心して居られる、またここに来れば誰かに会えるという場を作りたい」といった思いを込めています。
 これまでの福祉事業では補えなかったサポートを、新たな活動を通じて行っていこうと思います。

いつでも老若男女あらゆる人が
繋がれる場所をめざして
 

移動範囲が限られがちな子ども、子育て中の人、障がい者、高齢者とその家族にとって町という生活空間は重要です。自由に外出する機会や、人々との交流もなく家に閉じこもっていたのでは心は元気を失っていきます。

「いつでも受け入れてくれるという魅力的なあたたかい空間があり、そこで一人一人の日常生活をサポートする事ができたなら理想的ではないだろうか。」と私たちは考え、本事業を発足するにいたりました。

これまで福祉事業は、高齢者・障がい者・子どもはそれぞれの福祉施設に分けられてきました。しかし私は、異なる立場の人々が共に過ごすことの大切さを感じています。お互いの違いを自然に受け入れ、思いやることができるからです。例えば高齢者の方が乳幼児を前にする時、何かしてあげたいという気持ちが芽生え、自分がサポートを受けるだけの存在ではないと気づくこともあります。

エスタスカーサは、訪れる人にとって必要な場所でありつづけ、訪れた方がそれぞれ必要な人になれる場所を作っていきたいと考えています。

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子ども・障がい者・高齢者、ほか利用者を限定することなく、

誰もが安心して来ていただけるように

誰もが安心して地域で生活できるように

日夜問わずいつでもサポートできる福祉サポート空間を目指しています。

みんながつながって育む家を目指しています。
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    地域・人とのつながり

    高齢者・障がい者・乳幼児といった福祉の垣根を越えて、ともに過ごせる場所を提供しています。交流スペースにおける「みんなの日&みんなのランチ」やフラワーアレンジ教室など日常生活の延長線上にあるものが多く。サービスありきではなく、そこにいるひとが必要とすることや、やりたいと思うことが自然と生まれていくプロセスを重視しています。

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    知恵とのつながり

    福祉・農業・環境・被災地支援など、多種多様なスペシャリストの方との交流イベントや体験学習を実施。さまざまな人との関わりの中でネットワークが生まれ、それぞれが社会の課題に対し小さな一歩を踏み出すきっかけとなっています。

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    自然とのつながり

    エコ活動家をお招きして、参加者のみなさんと楽しく学習しながら、自然エネルギーを大切にする活動を行っています。市民参加型おひさま発電所の設置や雨水利用、生ゴミで堆肥づくり、おひさまクッキング、ロケットストーブづくりなど、実体験することで自然とのつながりを体感し、日々何気なく利用しているエネルギーとの密接なつながりを確認しています。